岩崎一郎とシグマ:一社と長く続けるという仕事の仕方

岩崎一郎、東京の Iwasaki Design Studio 代表

一社と長く組み続けるという仕事の仕方があります。岩崎一郎(Ichiro Iwasaki)の場合、その相手は国産の光学メーカーでした。仕事一覧にはシグマの名が繰り返し現れます — fp、DP Quattro、SD Quattro、I シリーズ、シネレンズ、そして2025年の SIGMA BF。一社と長く組むことは、単発の受注とはまったく別の設計を要求します。前の製品が次の製品の前提になり、判断の履歴が積み上がるからです。1965年、東京生まれ。ソニーデザインセンターで経歴を始め、その後イタリアに渡ってミラノの事務所で働き、1995年に東京で IWASAKI DESIGN STUDIO を設立しました。自ら掲げる領域は、テーブルウェア、時計、照明、家具、そしてデジタルカメラや携帯電話まで。グッドデザイン賞金賞、iF デザインアワード金賞、レッド・ドット Best of the Best、ジャーマンデザインアワード銀賞を受けています。

家具では Arper との関係が同じかたちで続いています。2018年の Kiik、そして2023年の Ralik。La Mercanti は Ralik を待合や受付のためにご案内しています — サンプルと確定した仕上げ表をご用意したうえでのご発注です。