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LaCividinaの技術資料を開くと、見出しに「Headquarters / Production」と二つの言葉が並び、その下に住所がひとつだけ記されている。ウーディネ県マルティニャッコ、Via Spilimbergo 162。本社と生産の拠点が同じ場所にあり、Nautileもその住所から出てくる。2011年にPeter Harveyが描いたこの椅子は、背から座へ、座から先端へと一本の曲線でつながり、どこにも直線を持たない。品番8702の一脚がどこでつくられるのかは、技術資料の一行目がすでに答えている。
待合室や受付カウンターの脇に置くと、Nautileが床に占めるのは幅45 cm、奥行き110 cmの細長い長方形で、高さは90 cm。脚は見えず、平らなフェルトの台座で床に接する。座面は38 cmと低い。フレームは公共の場での使用に向けて補強され、詰め物には難燃性ポリウレタン、張地は固定式で外せない。設計者が来客用チェアを図面に並べるとき、最初に読むのはこれらの数字である。
同じ一脚、同じ品番8702が、ホテルのロビーにも、役員用ラウンジにも、打ち合わせ室の一角にも入る。そこではラウンジ家具と並び、変わるのは張地だけだ。価格表の張地はStartからSpecialまで九つのカテゴリーに分かれ、顧客支給の生地(COM)は無地で幅140 cm、事前に見本を送ることが条件になる。CAD 2D・CAD 3D、BIM / Revitのデータも公開されている。La Mercantiは見積書に生産地を一行で記す。
ご希望の仕上げをお知らせください
床から38 cmです。LaCividinaの価格表と技術資料の両方に同じ数値が記されています。座面の高さとして、図面と価格表の両方に記された数字です。
品番は8702の一つです。形と寸法は一通りに決まっていて、注文のときに選ぶのは張地だけです。価格表のカテゴリーから選ぶか、顧客支給の生地を使うかを決めれば注文がまとまります。
モミの無垢材、ブナの無垢材、そしてブナの積層合板です。LaCividinaの技術資料にある断面図に、この三種類の木材がそれぞれ名前で記され、張地の下の構造が読み取れます。
あります。LaCividinaのサイトのNautileのページに、Plannerという名前のコンフィギュレーターが用意されていて、ページからそのまま開くことができます。
半分以上です。LaCividinaの価格表には、Nautileを「木材50%超」の区分に入れる一行があります。価格表上の分類として示されている数字で、構造の大半を木が占めていることを表しています。
Nautileの重さと梱包容積はメーカーが公表している。その数字を配送担当に渡し、届いた日に注文と照合するまでの五つの手順。
Nautileの本体は正味24 kg、梱包した状態では29 kgになります。搬入の計画には、梱包時の29 kgを使います。
梱包ひとつあたりの容積は0.60 m³です。トラックや保管場所の余裕は、この容積を基準に見積もります。
重さと容積に、注文した脚数を掛けます。待合室に並べる数が増えるほど、合計の数字で考えることが大切になります。
合計の重さと容積を、配送を担当する会社に伝えます。建物の入口や通路を確かめるのは、その配送担当です。
梱包を開いたら、品番8702、選んだ張地、底のフェルトを注文書と一つずつ照らし合わせます。違いがあれば、その場で記録しておきます。