澄んだ線を引くミラノの設計スタジオ Stefano Boeri Interiors

ミラノの Stefano Boeri Interiors スタジオ

「新しい機能を、澄んで見分けやすい線で受けとめる」——ミラノのステファノ・ボエリ・インテリアーズが家具に向かう姿勢を、共同創設者のジョルジョ・ドナはそう語っている。2018年、ミラノ工科大学教授でもある建築家ステファノ・ボエリとともに設立されたこのスタジオは、インテリア建築・展示デザイン・プロダクトデザインをひとつ屋根の下に置き、エンジニアリングや品質管理、物流までを設計の一部として引き受けている。線を澄ませるためには、線の外側の仕事から整える——それがこの家のやり方だ。

Frezza のために手がけたMux70は、高さを変えられるエグゼクティブデスク、会議テーブル、サイドテーブル、サイドボードからなるコレクションで、1984年生まれのシリーズの更新でもある。線の静けさを聞き分ける日本のオフィスへは、La Mercanti がその一式を届けている。線が澄んでいれば、部屋は騒がない。