Ares Line の社長椅子 Parlament 5015、ヘッドレスト付きハイバックを斜め前から

転がらないという選択:ナイロングライドで据える Ares Line の社長椅子 Parlament

Ares Line
Parlament
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法人・専門職・設計事務所向けの特別条件

動かさない、と決めた椅子がある。Parlament の五本脚ベースは、キャスターの代わりにナイロン製の固定グライドを選べる。ベースはナイロンか磨き上げたアルミ、脚の数は同じ五本。転がらない椅子は、机の前で一度決めた位置をそのまま守る。イタリアの社長椅子として、床との関係を注文の段階で選べる一脚だ。

低い背の 5045R は、最初からグライドしか履かない。四本脚の磨きアルミベースにナイロンのグライド、座面高は 45 cm のまま、全高 85 cm。カタログの写真では、ガラス張りの会議室で四脚が机を囲み、隣に待合のソファが置かれている。回らず、転がらず、高さも変わらないから、来客の前で椅子が勝手に動かない。BaccoliniDesign が手がけたこのシリーズは、座面の幅がどの型でも 65 cm、背もたれの縦のステッチと、背の上端を包み込むヘッドレストが共通の顔になる。

転がしたい席には、同じ Parlament に車輪を履かせればいい。キャスターは自動ブレーキ付きの旋回式で、柔らかい床にはナイロン、硬い床にはポリウレタンのトレッド。高い背とヘッドレストの 5015 は机の主の席に、低い背でキャスター付きの 5045 はその隣の席に、グライドの 5045R は会議机のまわりと机の向かいの席に——望むなら、格式のある待合にも置ける。床に固定して自動で元の位置へ戻る T&T 版は、長い会議卓のある会議場のための仕様だ。社長室と役員室で、どの席が転がり、どの席が動かないかが決まれば、注文は書ける。La Mercanti は床材を確かめたうえで、キャスターかグライドかをお客様と一緒に決めます。

Техническая информация основана на данных, заявленных производителем.

コレクション: Parlament
メーカー: Ares Line S.p.A.、イタリア、ティエネ(ヴィチェンツァ)
デザイン: BaccoliniDesign
製品区分: クラシックな線をもつ社長椅子。丁寧な張り仕事と広い座面が特徴。Ares Line の 2026 年シーティングカタログで Office セクションの最初の製品
モデル: 5015、ヘッドレスト付きハイバック、五本脚ベースにキャスター、高さ調節式 · 5045、ローバック、ベースと調節は 5015 と共通 · 5045R、ローバック、四本脚ベースにグライド、高さ固定
背もたれ: ヘッドレスト付きハイバック、またはローバック
ヘッドレスト: パッド入り。張地の仕立てで背の上端を包み込む(5015)
ステッチ: 背もたれに縦のステッチ。コントラストステッチは要望により
素材: 座面と背もたれはブナ積層合板、密度を部位ごとに変えた難燃性の軟質ポリウレタンを充填。表面は張地仕上げ
アームレスト: クローズド型、バーチ積層合板に張地をかけ、スチールの支持材に取り付け · オープン型、黒のセルフスキン一体成形ポリウレタン · オープン型、クロームめっきスチール構造に黒のセルフスキン一体成形ポリウレタン · オープン型、同じクロームめっき構造に張地。オープン型は常に soft touch エラストマーの覆いを備える
ベース: 四本脚、磨きアルミにナイロングライド · 五本脚、ナイロンまたは磨きアルミ、キャスターまたは固定グライド
キャスター: 自動ブレーキ付き旋回式。柔らかい床にはナイロン、硬い床にはポリウレタンのトレッド。固定グライドはナイロン
機構: ガスシリンダーによる座面高さ調節 · ランバーサポートの高さ調節 · sincron multiblock のシンクロ機構を三種:基本型、座面奥行き調節付き、座面奥行き調節と座面の前傾調節付き。いずれも多段ロック、揺れの強さの調節、戻り止めの安全機構を備える
オプション: コントラストステッチ · マイクロスプリング内蔵のシートクッション
T&T 床固定仕様: Trasla e Torna(Move and Return)、床に固定するシステム:360 度回転、前後のスライド、高さ調節、すべての動きが自動で休止位置に戻る。固定アームの張りぐるみ仕様。幅 60 cm、奥行き 55 cm、全高 130/135 cm、座面高 49/54 cm、最小ピッチ 87 cm
5015 寸法: 幅 65 cm、奥行き 60 cm、全高 124/137 cm、座面高 45/58 cm
5045 寸法: 奥行き 56 cm、全高 88/101 cm、幅と座面高は 5015 と同じ
5045R 寸法: 奥行き 56 cm、全高 85 cm、座面高 45 cm、幅は他モデルと同じ
重量と容積: 5015 は 26 または 28 kg、0.34 m³ · 5045 は 23 または 24 kg、0.25 m³ · 5045R は 20 または 21 kg、0.25 m³(各モデルにつきメーカーが図面化した二つの仕様)
公表された納入事例: リビア、ベンガジの政府庁舎(2019 年):会議ホール、オーディトリアム、会議室二室、330 脚以上、モデルは Tempo、Royale、Parlament、T&T
最低環境基準: イタリアの最低環境基準 CAM に適合(メーカーの GPP/CAM ステートメント)
保証: 7 年、Ares Line による宣言

La Mercanti Srl — 1997年以来、デザイン・コントラクトプロジェクトのパートナー。
San Benedetto del Tronto (AP), Italy · +39 0735 753833 · info@lamercanti.com
日本国内および世界各地で、供給・見積り・仕様書作成・プロジェクトサポートに対応します。

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よくある質問

Parlament を手がけた BaccoliniDesign は、ほかに何を設計していますか。

Ares Line の 2026 年シーティングカタログでは、20 ページの Parlament と 28 ページの Trendy ファミリーにこのスタジオの名前が入っている。集会空間向けのカタログ Collective Spaces では、オーディトリアム用の Chrono と Omnia Evolution も同じ署名だ。執務室の一脚と講堂の列が同じ手から出ているので、役員室と大会議場を一つの語彙で揃えたいときに話が早い。

会議机のまわりに Parlament を並べた例は見られますか。

カタログの 24〜25 ページに、ガラス張りの会議室で四脚の 5045R が机を囲み、隣に待合のソファが置かれた写真がある。メーカー自身が見せている使い方で、机の奥に座る 5015 と同じ背のステッチ、同じ幅 65 cm の座面が会議机にも並ぶことになる。来客は、主の椅子と同じ座り心地の椅子に通される。

Ares Line はどういう出自のメーカーですか。

1987 年、ヴィチェンツァ県ティエネで、エンジニアリングと経済という二つの出自が合流して生まれた会社だ。1997 年にはイタリアの椅子メーカーとして初めて ISO 9001 の認証を受けている。今日では 81 か国に納入実績があり、パリ、トロント、リヤド、ベンガジ、サンパウロに事務所を置く。Parlament はそのカタログで、Office セクションの先頭に置かれた椅子だ。

座面の高さはどこまで動きますか。

ガスシリンダーで 45 cm から 58 cm まで、幅にして 13 cm。これは 5015 と 5045 の話で、四本脚の 5045R は 45 cm のまま変わらない。全高もそれに連れて動き、ヘッドレスト付きは 124 から 137 cm、ローバックは 88 から 101 cm の間に収まる。机の高さが決まっていれば、座面をどこに置くかは注文の前に答えが出る。

クローズド型のアームレストは何でできていますか。

バーチの積層合板に張地をかけ、スチールの支持材に取り付けたもので、メーカーはシルエットを引き立てるための仕様だと説明している。オープン型の三種とは違い、腕が触れるのは張地であって、エラストマーでも金属でもない。背もたれと同じ張地で包まれるので、横から見たときに椅子が一つの塊として読める。

T&T 仕様の Parlament で会議場をしつらえる:固定アームから避難経路まで

メーカーが公表している T&T の仕様だけを手がかりに、長い会議卓に Parlament を並べるときの確認順序。固定アームの張りぐるみ仕様、床への取り付け、最小ピッチ、動きの範囲、自動で戻る位置。

固定アームの張りぐるみから

T&T に載る Parlament は、張りぐるみで固定アームの仕様と決まっている。クローズド型かオープン型かを選ぶ通常の注文とは違い、ここでアームの種類を迷う余地はない。会議卓の席数と同じ数だけ、この一つの仕様を数える。

床に取り付ける前提で

T&T は床に固定するシステムで、Trendy First Class など同じメーカーの他の椅子にも載る共通の構造だ。椅子ではなく床の側に取り付くので、席の位置は図面の段階で決まり、あとから机に寄せて並べ直すことはない。

最小ピッチ 87 cm で席を割る

隣り合う席の中心間隔は最小で 87 cm。会議卓の長さをこの数字で割ると、入る席の上限が出る。椅子そのものは幅 60 cm、奥行き 55 cm で、全高は 130 から 135 cm。

動く範囲を知っておく

床に固定されていても椅子は動く。360 度回転し、前後にスライドし、座面高は 49 cm から 54 cm まで上下する。机に寄り、横の人へ向き直り、立ち上がる。固定されているのは位置であって、座る人の動きではない。

離席したら元の位置へ

人が立つと、すべての動きが自動で休止位置に戻る。会議卓に沿った椅子は空席でも整列したままで、席と席の間の通路、つまり避難経路が塞がれない。メーカーがベンガジの政府庁舎の事例で挙げているのは、この点だ。