フェルッチョ・ラヴィアーニ:企業ミュージアムを設計し直した人

フェルッチョ・ラヴィアーニ、i4MarianiのエグゼクティブデスクEuclideoとCartesianoの設計者

企業の記憶をどう見せるか——日本でも問われ続けるこの課題に、彼はミラノ郊外で答えた。2015年、フェルッチョ・ラヴィアーニ(Ferruccio Laviani)は2000年にグッゲンハイム賞を受けたKartellミュージアム(ノヴィリオ)の新コンセプトを手がけた。1960年クレモナ生まれ、アキッレ・カスティリオーニとマルコ・ザヌーゾに学び、1986年にDe Lucchiスタジオの共同経営者、1991年から自身のスタジオを構え、同年よりKartellのアートディレクターを務め続けている。

i4Marianiのためには、多面体が噛み合うエグゼクティブデスクEuclideoと、面が交差するCartesianoを設計。La Mercantiを通じて役員室へ——記憶を設計する眼が、机の高さに降りてくる。