1995年、東京でINGENUO展を組織したDavide Mercatali

ミラノ生まれの建築家・デザイナー、Davide Mercataliのポートレート

東京で1995年に開かれたINGENUO展は、ミラノのデザイナー約30人と協力して、ハイテクノロジーを用いたデザインのプロジェクトと試作を日本の製造業に提案する場でした。これを組織したのがDavide Mercataliです。1948年ミラノ生まれの建築家で、デザイナーであると同時に、住宅と公共空間のための工業生産にかかわるブランドやイベントのプロモーターでもあります。展覧会を組み立てる仕事は1984年、Zeusブランドの設立に加わり、デザイン展のオーガナイザーを務めたときに始まっています。日本との接点はもう一つあり、海外での教育活動として、ブラジル、バルセロナと並んで大阪での研修が経歴に記されています。専門は水栓ですが、ソファ、照明、カトラリー、暖炉も手がけています。

水栓でよく知られているのは、Paolo Pedrizzettiとの共同事務所の時代にFantiniのためにデザインしたI Balocchiです。最初のカラー水栓シリーズで、2012年に復刻されました。浴室に色を一点だけ置きたい、それも赤とクロームで、という計画には、Fantiniを扱うLa Mercantiがこのシリーズでお応えします。