竹内啓司が図面を引くイタリアの椅子メーカー——S•CAB

S•CAB の椅子とテーブル オフィスおよび共用スペース向け S•CAB ブランドロゴ

ブレシア県の椅子メーカーのデザイナー一覧に、日本人の名がある。竹内啓司(Keiji Takeuchi)——シモーネ・ボナンニ、Zaven、イオナ・ヴォートランら十九組の設計者とともに、S•CABのためにコレクションを手がけている。同社は1957年、フランチェスコ・バッターリアがコッカーリオに創業。以来、椅子・アームチェア・スツール・テーブル・コーヒーテーブルを軸に、三つの工場、計85.000平方メートルで、すべてイタリア国内で生産している。品質はISO 9001、環境はISO 14001で認証。

La Mercantiはオフィスや共用部の計画でこのブランドを扱う。日本人設計者の線がイタリアの量産技術に載るとき、椅子は静かになる——その静けさは、納品後に効いてくる。

よくある質問

どのようなデザイナーが関わっているのか。

公式に十九組が挙げられている。日本の竹内啓司をはじめ、シモーネ・ボナンニ、Zaven、マッダレーナ・カサデイ、フランチェスカ・ランツァヴェッキア、イオナ・ヴォートラン、アレッサンドロ・スタビレ、Archirivolto、gumdesign、Meneghello Paolelli、RadiceOrlandini、マルチェロ・ジリアーニらに加え、社内のCentro Stileが名を連ねる。設計者が複数いても製造は一箇所に集約されており、品質の基準は共通である。

生産はどこで行われているのか。

すべてイタリア国内である。ブレシア県内の三工場、合計85.000平方メートルで、1957年の創業以来同じ地域に留まっている。2022年にはイタリアの歴史的商標登録簿に記載された。品質マネジメントはISO 9001:2015、環境マネジメントはISO 14001:2015の認証を受けており、製品はCATASの試験を通過している。各製品の技術資料と証明書は製品ページから取得できる。

S•CAB でオフィスを整える五つの手順

設計者と総務担当者へ。図面から納品までの実務的な流れ。

滞在時間から決める

各エリアで人が実際に座っている時間を書き出す。十分の待ち時間と一日の執務では、同じ椅子でも求められる条件が変わる。

基幹となる一系統を選ぶ

フロアの大半を一つのコレクションで統一し、用途が本当に異なる場所にだけ変化を加える。統一感は色ではなく構成で生まれる。

素材を先に確定する

樹脂・スチール・木・ファブリックのいずれを主役にするかを決める。清掃方法と経年変化は、この段階でほぼ決まってしまう。

資料を保存する

選定品の技術資料と証明書を製品ページから取得し、案件のファイルに収める。後の検収や社内監査で必要になるのはこれらである。

工程に合わせて搬入する

どのエリアから納めるか、サンプル承認の期限、現場での受け取り担当を当社と取り決める。納期は注文確定時に書面で確認する。