どのようなご要望をお持ちですか?
法人・専門職・設計事務所向けの特別条件
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置けるかどうかは、床より先に天井で決まります。se:cube の本体は高さ 2.4 m ですが、設置と換気のため部屋には 2.6 m の高さが必要で、se:cube max は同じ 2.4 m の本体に対して 2.8 m が必要です。個室ブースを検討するなら、最初に確認すべき数字はこの二つでしょう。本体の高さと必要な高さの差は se:cube で 20 cm、se:cube max で 40 cm あります。測る基準は本体寸法ではなく、この必要な高さです。
高さの条件を満たせば、あとは建物に多くを求めません。換気は建物の設備から独立し、se:cube max は建物の構造体にも接続しません。組み立ては se:cube で 4 から 6 時間、se:cube max で 1.5 から 2 日です。S の遮音値は DIN EN ISO 11957 に基づく 27 dB です。役員会議室に近い使い方を考えるなら、ドアが内開きで台座のない se:cube max が候補になります。
用途別に見ると、電話や集中作業、ビデオ会議と Web 会議には S(1 人)で、WebCon 仕様なら 680-1180 mm の昇降テーブルと顔を照らす間接照明が付きます。新しい XM(2 m²、最大 2 人)は作り付けのソファを備えた Diner 仕様です。集中作業、ビデオ会議と Web 会議、二人での作業には M(最大 4 人)。ビデオ会議、ブレインストーミング、打ち合わせには L(最大 6 人)。会議やワークショップ、一時的な一人部屋には se:cube max の S(最大 4 人)、二人部屋まで考えるなら M(最大 6 人)と L(最大 8 人)が合います。La Mercanti は現地の天井高を確認してから、サイズをご提案します。
ご希望の仕上げをお知らせください
換気については必要ありません。se:cube も se:cube max も建物の設備から独立した換気を備えています。se:cube では照明の上から新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気は下部の壁パネルから吸い込んで、壁の上のファンから排出します。se:cube max は床から給気し、天井から排気します。大きな断面の消音ダクトを使うため、Sedus は静かで風を感じないと説明しています。電源は se:cube なら床から標準で取り、天井や壁も選べます。se:cube max は天井から技術パネルへ標準で引き込み、床や壁も選べます。S WebCon、M Focus Work、XM にはコンセント、USB-A 18 W、USB-C 22 W、LAN ケーブル口が内蔵されています。
se:cube max であれば置けます。台座がなく、建物の構造体にも接続しないため、Sedus は床暖房を組み込んだ床の上にも設置できるとしています。さらに敷居がなく、そのまま車椅子で出入りできる点も、台座を持たないことから来ています。一方、se:cube には一体型の床が付き、つまずきを減らすための TÜV 試験済みゴム製スロープをオプションで用意します。車椅子に対応するのは se:cube max です。床の仕様が気になる物件では、どちらの構成を選ぶかによって確認事項が変わりますので、床材と設備の情報を早めに揃えておくと話が早く進みます。
se:cube は外開き、se:cube max は内開きです。外開きなら室内を広く使えますが、ドアの前に開閉の余白が要ります。通路に面して置くときは、開いたドアが人の流れにぶつからないかを見ておきましょう。内開きなら通路側はすっきりしますが、テーブルや椅子の配置はドアの動きを避けて考えることになります。どちらのドアも全面ガラス 10.76 mm で、床側のシールが閉めたときに下がって隙間をふさぐ仕組みです。平面図にドアの軌跡を描いておくと、後で迷いません。
Sedus の環境データシートによると、S、M、L と 3 × 4 m の se:cube max はいずれもリサイクル可能率 99 % です。再生材の含有率は S で 18.14 %、M で 18.97 %、L で 19.28 %、3 × 4 m の max で 12.47 % と、サイズごとに記載されています。S の素材構成は木材 70.1 %、ガラス 19.5 %、金属 4.7 %、プラスチック 3.5 % です。社内の環境報告や調達基準で数字が求められるときは、「エコ」といった言葉ではなく、この値をサイズ別に記すと説明がつきます。
se:cube の壁は、室内側から順に布地または PET フェルト、穴あきハードボード、厚さ 19 mm のメラミン化粧パーティクルボードの層、フレームで構成されています。se:cube max では、天井の PET フェルトパネル、断熱された技術壁、天井と壁の吸音材が加わります。なお Sedus は、外の騒音は大きく減るものの完全には消えず、床やガラス面の数、家具の影響も受けると説明しています。実際の使われ方に合わせて構成を考えることが大切です。数値だけで判断せず、置く場所の床と周囲も合わせて見ておきましょう。
組み立て当日の流れをあらかじめ整えておくための手順です。作業時間の確保から搬入経路、ガラスの扱い、作業場所の確保、最後の点灯確認までを順に見ていきます。ビルの管理会社や周囲の席の方と共有しておくと、当日の連絡や調整が減り、作業が止まりにくくなります。各項目は前日までに確認を終えておくのが理想です。順番どおりに進めましょう。
se:cube の組み立ては 4 から 6 時間、se:cube max は 1.5 から 2 日が目安です。前者は一日の中に収まりますが、後者は日をまたぐため、途中の状態のままで夜を越すことになります。その間の施錠や立ち入り、周囲の席の扱いを先に決めておきましょう。ビルの工事申請が必要な場合は、作業時間帯の制限も合わせて確認しておくと安心です。
パネルと壁材は、搬入口から設置場所まで運ぶことになります。実際にその道を歩き、エレベーターの内寸、曲がり角、扉の幅を確かめてください。図面では通れるように見えても、消火器や什器が邪魔をすることはよくあります。とくに se:cube max は部材の量も多くなるので、通路に一時的に置ける場所があるかどうかも見ておきましょう。
ガラスは音響フィルム入りの合わせ安全ガラスで、se:cube は 10.76 mm、se:cube max の固定部は 12.76 mm あります。厚みと重さがあるため、運ぶ順番と仮置きの位置を事前に決めておくと安全です。立てかける先の壁や床は養生しておきましょう。通路に面した場所で作業するなら、近くの人に当日の時間帯を伝えておくことも忘れずに。
設置する位置だけでなく、その周囲にも組み立てのための余白が要ります。周りのデスクや椅子を動かす範囲、ゴミや梱包材をまとめて置く場所を決め、前日のうちに片づけておきましょう。カーペットやフロアを傷めたくない場所は養生を準備します。周囲の席の人には、音が出る時間帯と使えない通路をあらかじめ知らせておくと親切です。
組み上がったら、最後は実際に使って確かめます。ドアを開けて中に入り、照明が点くか、LED ラインが点灯するか、ファンが回るか、コンセントに電気が来ているかを順に見ていきます。ドアを閉めたときに床のシールが下がることも確認してください。ひとつずつ確かめておけば、翌朝最初に使う人が戸惑うことはありません。